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創成高が創立10周年で記念式典(2024.10.05)

 県立須坂創成高校(羽山功校長、生徒825人)は9月28日、メセナホールで創立10周年の記念式典を開いた。

 同窓生、在校生、教職員ら約770人が節目を祝い、さらなる発展に向けて地域と連携し学びの充実を図っていくことを誓った。式典後には記念講演会も開いた。

 同校は須坂園芸高校と須坂商業高校の再編統合により、2015年に開校した。園芸、商業両校の伝統を引き継いだ農業科と商業科に加え、新たに創造工学科を設置。県内唯一の農・工・商の3学科を備えた総合技術高校として学科の枠を越えてより広い専門性を身に付け、地域産業の担い手となる学習に力を入れている。
 卒業生は約1,800人(園芸、商業両校を合わせると約27,700人)。
 10周年記念事業実行委員長の堀内孝人さん(同窓会長)は式辞で「須坂創成高校は教育方針の一つに『生徒一人ひとりが輝く明るい学園を創造し、思いやりの心を大切にする人づくりを通し、社会で活躍できる人を育成する』を掲げ、社会の変化やニーズに対応する高い技術と専門力、創造力を身に付ける学びを深めている。地域の産業経済界からも注目され高い評価を得ている」と成果を示した。
 さらに、今後に向けて「地域と連携し、キャリア教育の充実を目指して進化する須坂創成高校のために皆様には一層のお力添えを」と呼びかけた。
 羽山校長は「未来を託す若者たちが地域をキャンパスにして学びの充実を図り、須坂の地から世界に羽ばたくために必要な専門力と創造力を習得できるよう、生徒個々の目標を実現できる学校づくりを目指していく」とあいさつした。
 来賓代表で県教育委員会高校教育課主幹指導主事の倉田慎司さん、三木正夫須坂市長が祝辞を述べた。
 生徒代表あいさつで河田晴森(はるもり)生徒会長は、節目の年の在校生になれたことを喜びながら、「須坂創成高校の卒業生は、諦めずに新しい時代を切り開き続けて成し遂げる『創成力』を軸にあらゆる分野で活躍されている。先輩方のように私たちも自らの夢を実現し、社会貢献することを目指して勉強や自分磨きを続けたい」と決意した。
 式典の冒頭では国歌と校歌を斉唱。参加者たちが会場いっぱいに歌声を響かせた。

 

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