投票立会人の負担軽減や事務の効率化による執行経費の削減などのため、投票所を従来の8カ所から5カ所に統廃合したことがきっかけ。地元住民など53人が利用した。
再編に伴い以前より投票所が遠くなった山田牧場、山田温泉、駒場を回り、1時間ごと投票所を開設。山田温泉のスパイン駐車場で投票した50代の女性は「統廃合して投票に行くのがおっくうだと思っていた。近くに来てくれると高齢者など足の不便な人も行きやすい」と話していた。
村選管は2022年、住民からの要望を受け、投票区の再編・統合を検討することを決定。今年5月に有権者数の均一化などを踏まえ、消防団の5ブロック単位に投票区を変更した。今後も移動期日前投票を活用する予定という。