須坂新聞WEBサイト 【高甫保育園】農家に教わり「みそ造り」
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【高甫保育園】農家に教わり「みそ造り」(2025.03.08)

 須坂市の高甫保育園(内山祐美子園長)の年長(24人)と年中(20人)の園児は2月26日、同園でみそ造りを体験した。

 地域交流を通して食の教育を行うグループ「まめっこの会(村石豊子会長)」とJAながの女性部高甫支部の農家から、みその仕込み方を学んだ。
 会員は皿にのせた大豆や青豆、小豆を園児たちに見せて「どれがみそになるか分かる?」と質問。大豆の色や形を覚えてから作業を始めた。
 ゆでた大豆(2.5kg分)を専用の機械に投入。園児たちが力強くハンドルを回すと、つぶされた豆が押し出されてきた。「ぐねぐねしていてモンブランみたい」と大興奮していた。
 つぶした大豆に塩とこうじを入れて混ぜ、こねて団子状にした。村石さんから「おにぎりくらいに丸めます。よいしょ、よいしょと丸めてね」と声を掛けられると「気持ちいい。ハンバーグみたい」と夢中になって丸めた。
 最後は「おいしくなあれ」と言いながら気持ちを込めて、順番におけに投げ入れた。
 仕込んだみそは、今年秋に出来上がり、保育園の給食のみそ汁などで味わう予定。卒園する年長児から在園児へのプレゼントになる。
 年長児たちは「丸めるのが楽しかった」「(機械で)ぐるぐる回すのが楽しかった」と笑顔だった。
 村石さんは「この体験を覚えていて、いつか思い出してくれたらうれしい。少しでも食育の一端になれたらと願っています」と話していた。

 

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