
須坂新聞とグーライトがこのほど現職12人を対象に共同実施したアンケートでは、1人が立候補の意向を示している。全体的に動きは鈍く、今のところ検討中としている人がほとんどだが、前向きな姿勢を示す人も複数いる。一方、1人は立候補しない考えだ。新人の動向にも注目が集まる。
9日時点で立候補の意向を固めているのは、2期目の髙井央葉氏(46、紫、無所属)のみ。検討中は10人で、複数の議員が今月中には態度を決めたいとしている。
一方、1期目の久保田雄吉氏(75、紫、無所属)は不出馬の意向を明らかにした。久保田氏は、年齢などを理由に「若い人に任せたい」と説明。紫区で後継候補の擁立を考えているとした。
村議選は2021年の前回選が定数を3上回る15人が立候補し、12年ぶりの選挙戦となった。13、17年と2回連続で定数割れの無投票に終わったことから、議員のなり手不足解消を目指すため、議会基本条例制定など議会改革を進めている。
現職の動向とともに、若手や女性、議員不在の地区など新人擁立が実現するか注目される。