
「八町きゅうり」は収穫期を迎え、「小布施丸なす」は7日に苗を定植。猛暑にも負けず、両校の児童たちは作業に精を出す。生まれ育つ地域に誇りを持てる郷土学習になっている。
高甫小3年生(28人)は3日、同校近くの畑で八町きゅうり24本を収穫した。児童は目安の長さ17cmを板で測りながら、ハサミで切って収穫。「大きいのとれた」「おいしそう」と喜んでいた。
児童たちは総合的な学習の時間で地域の伝統野菜について学んでいる。
苗は八町きゅうり研究会の指導のもと、5月末に3、4年生で植えた。水やりなどの管理は3年生がしている。
3日までに収穫したキュウリ約40本を須坂市の学校給食センターに提供。4日にサラダの材料として使用された。
担任の田口京香教諭は「子どもたちは水やりなどの世話をして、キュウリや食べ物ができることを学べた。給食で皆さんに食べてもらい、とても喜んでいる」と話している。